CLUB HARIE

第3回 おいしい年輪の理由 炎と向き合いながら。

焼き具合は、指先で確かめる。

いくら良い生地ができても、
その焼き加減を少しでも間違えると、
クラブハリエらしい、
ふわふわ、しっとりの口当たりは作れません。
気温や湿度に応じて炎の強さを調整しながら、
指先の感覚をとぎすまし、
色や香りのわずかな変化も見落とさないように集中して。
焼きすぎず、できるだけ水分を残すように
一層一層の生地を焼き重ねていきます。

「ギリギリ」がおいしい。

目指すはバームクーヘン全体が、
プリンのように、ふるふると揺れる焼き上がり。
少しでも力を加えたら崩れ落ちてしまうくらいの
「ギリギリ」の焼き加減と水分量です
焼きすぎたために硬くなったり、
焼きがあますぎて崩れてしまったら、最初からやり直し。
経験豊かなお菓子職人でも
クラブハリエのバームクーヘンを一人前に焼けるようになるには
さらに3~5年はかかる、職人の「技」です。

焼き始めたら1時間は、炎との勝負です。

最大サイズのバームクーヘンになると、
職人は、焼き始めたら1時間は、
高温のオーブンの前から離れることはできません。
オーブンの奥は350度以上にもなります。
かたときの油断もゆるされない炎との過酷な勝負。
でも、クラブハリエの職人には、
機械まかせにしようという発想は、一切ありません。
なぜなら、
オーブンと自分だけにしかわからない
おいしさの塩梅があると知っているから。

あくまでも自分の手で、
一層一層の年輪を、まごころ込めて重ねていく。
それが、水分と空気をたっぷり含んだ
クラブハリエならではの、
ふわふわ、しっとりの、
最大の理由なのです。

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バームクーヘン おいしさの理由